コンテンツ作成において、まず初めにやらなければならない作業があります。
それは、「キーワード選定」です。
あなたは、キーワードを決めるとき、どのような手順で決めていますか?
ただ何となく決めているだけだとしたら、
せっかく立ち上げたコンテンツは日の出を見ることなく
沈んでしまうことだってあります。
逆に言えることは、
キーワード選定さえしっかりできていれば、
上位表示だって狙えるということです。
今回は、コンテンツにおけるキーワード選定についてご紹介します。
「ペルソナ」を設定してからキーワード選定する
キーワード選定を始める前に、
「ペルソナ」の設定が必要です。
はて?ペルソナって・・・
ペルソナの設定とは、あなたがこれから商品やサービスを購入する見込み客を想定して、
あらかじめ人物モデルを設定することです。
ペルソナを設定したら、
その人物像に適したキーワードを考えることで、より深い関連するキーワードを選ぶことができます。
記事を書く際にもこのペルソナが必要になりますので、
コンテンツを立ち上げる前の段階で
ペルソナ設定しましょう。
始めのうちは、簡単な設定で構いません。
ちなみに私の場合は、ペルソナ設定の際、ストーリーも組み込んでいます。
フリーの人物写真を用意して、
その人の名前、家族構成、生い立ち、趣味などを書き込み、Evernoteなどに保存しておく。
こうすることで、コンテンツを立ち上げる際やキーワード選定、
記事を書く際そのペルソナを表示しながら作成することで、
ターゲットを絞って閲覧者に向けた刺さる文章、コンテンツ作成ができるようになるんですね。
私はこのペルソナを複数、何パターンか設定しています。
マイクロモーメントを意識する
キーワードとは何か。
キーワード=感情
ユーザーが検索窓に打ち込む言葉のことです。
コンテンツは、この感情を読んで先回りすることが求められます。
つまりは、Googleが提唱するマイクロモーメントを活かしていくことです。
マイクロモーメントとは、2015年7月にGoogleが提唱した用語でもあります。
マイクロモーメント
・不安や問題を「解決したい」瞬間
・どこかに「行きたい」瞬間
・何かを「買いたい」瞬間
・アイデアやインスピレーションを「得たい」瞬間
マイクロモーメントを念頭において、
一歩先に踏み込むことが重要です。
関連キーワードを活用し、アクセスアップを狙う
キーワードには検索する種類があります。
一般キーワード
一般キーワードは、情報収集、問題解決の過程で検索されることが多いです。
一般キーワードは、
アクセスは多いが、成約率は低め。
アクセス数重視の場合は、一般キーワードが有効ですが、
ライバルが多く、購買につながりにくいキーワードになります。
例えば、
「雨雲レーダー」「渋滞予測」「サラリーマン 副業」など。
商標キーワード(指名検索)
商標キーワードは、
問題解決の手段を検討、決定する際に検索されることが多いです。
アクセスは少ないが、成約率が高めのキーワード。
例えば、
「プリウス」「綾瀬はるか」「しろ彩 セラミドリッチクリーム」など。
関連キーワード
関連キーワードは、
欲しい情報の方向を定めるキーワードです。
例えば、
「雨雲レーダー 横浜」
「渋滞予測 お盆」
「プリウス カタログ」
「綾瀬はるか 公式ブログ」など。
関連キーワードがつくことによって内容が変わってきます。
この関連キーワードをうまくつかみ取ることが、アクセスアップへの近道になります。
YMYLに注意する
YMYLはご存じだろうか。
YMYL
「お金」と「生活」に関わるキーワードを指す
日本のアップデート実施日は2017年12月6日(健康系のみ)
「医療や健康に関連する検索結果の改善について」
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/for-more-reliable-health-search.html
専門性・信頼性・権威性が高いと思われるページが上位に引き上げられるようになりました。
YMYLで注意が必要なキーワード
・○○+痛み、腫れなどの治療に近い状態を指すもの
・病名
・症状名
・成分名
・○○+サプリ(経口で体内から効果が期待できるサプリ)
・税金、補助金、助成金など公的なお金に関するもの
うかつに上記のキーワードを使用してしまうと、
圏外に飛ばされる恐れがあります。
今のところ、健康に関するキーワードのみが対象になっていますが、
これからも広がる可能性はあります。
キーワードを決める時のポイント
キーワードを決める際のポイントですが、
3語で上位表示されると2語でも上位表示されやすい
ということ。
例えば、
サラリーマン 副業 ランキング→1位
サラリーマン 副業 →1位
3語でランキング上位に入っていれば、
2語でも検索結果でランキング上位に入ります。
2語より3語の方が意図がはっきりしやすいので、
初心者の場合には3語からのキーワード設定がおすすめです。